神学番長レビュー

「SUPER COMIC CITY20」で販売された、東日本大震災チャリティ企画品。
元ネタは2011年のエイプリルフール企画。
その名の通り舞蹴(まいける)が退廃する学園を憂い、
伝説の長ランを手にする為に番長に挑むと言うおふざけ企画モノ。
まさか製品化するとは思いませんでしたが(笑)チャリティなら仕方ない(?)
内容はエイプリルフールの際発表されたオチの部分に前半を付け足したものになっています。
本編のBGMやSEをそのまま使ってるので、とかく演出が仰々しい(笑)
ジャック→二ール→レオニード→オーガスト→セシルの順に話が進みますが、
(何故この順番かはエイプリルフール見た人は解る)
スチルが(仕上げてはいないものの)ちゃんと新規で出て来るのが素晴らしい。
この中では例によってジャックが一番良心的です。弱可愛いよ弱
基本的にキャラクターボイスは無いのですが、
何故か校長が登場するシーンだけ一部の台詞(と言うかあのぶさいくな鳴き声)
が使い回されてるので気持ち悪くて仕方ない(笑)
一応オマケ申し訳程度にルートが分岐してますが、まあ大した意味は無いです。
EDまで行くと、まさかのテーマソングロックバージョン(?)が流れます。
あの神々しくも禍々しい名曲が、
思いっ切り拳の効いた番長ソング(但し歌詞は同一)になってます。
あそこまで潔くぶっ壊しを仕掛けられるとは公式、タダモノじゃない…(笑)
ヘルプこと「助太刀」で当時〜それ以前のエイプリル企画も見られます。

このレビューを打ってる時点で通販などの情報は出ていませんが、
もし開始されたら一度手に取ってみて損は無いと思います。お手軽価格だし。

2011/05/06 記